女子中学生の脱ぎ捨てハーフパンツ

はてさて今日も富士山の麓で高糖度トマトアマ〜チュを育てる小林のブログです。

毎週水曜日になると我が家には息子2号の同級生の中学一年生達がやって来やがります。

大雨が降っていましたので、濡れねずみもおります。
ふと見ると廊下のど真ん中に中学指定のハーフパンツ（体操服の下）が濡れたまま脱ぎ捨ててあります。

「やい！ビニール袋をくれてやるからこの汚物をしまえ！」と男どもに言います。
「俺じゃねぇ」「私履いてる」「D子じゃね」
どうやら学校ご禁制の携帯を学校に忘れて取りに戻った（この時点で1カミナリなのだが）D子らしい。
「あいつ、パンツで学校へ行ったのか？」
「違うよ〜（笑）スカートは履いてったよね〜」

時々D子は上はセーラー服下はハーフパンツで通りを歩いているのでまさかとは思ったが、履いていてホッとする。
逆に『そんな感じの彼女』は同級生にとっても『そんな感じ』で存在しててもOKなのだ。小規模校らしく前からそうだからなのだろうか？

帰ってきたら、「脱ぎ捨て」と「携帯」で2カミナリだなと思いながら、トマトの袋詰めをしていると、随分時間がかかって泣きながら帰ってきた。
どうやらご禁制の携帯はブルドック先生（誰？）に召し上げられたらしい。
「もう学校行かない‼︎‼︎」と自分の悪事を棚に上げあらぬ方向に八つ当たりしている。

男子はみんな「持っていってはいけないモノを持って行くんだもん」という雰囲気と小声。（切って捨ててますね）
女子の一部は当初賛同風に受け止めたが、時間が経って落ち着いてくるとみんなでなだめに入って詳細を聴いている。
（一見肯定的に見えて、学校が正しい事を伝えている）
息子2号はさりげなくジュースを渡して機嫌をとっている。
問題は解決してないが、同級生たちの尽力により、とりあえず機嫌は直ったようだ。

解決方法は知ってるし、実行もしてやれる。
でも奴ら自身で解決した方が身になるし、なんとなくこの小さな社会に任せておけば良いと思う。

でも今度会ったら、
「お前は背が高いからモデルになれ！」
「スカートが短い！」
「爪にいたずら書きするな！」
「学校で携帯はあかん！隠せ」
「濡れたモノはビニール袋に入れろ！」
「脱ぎ捨てるな！」
「靴を整理整頓しろ！」
と言うと思う。

「今日も耕作を続けた」