2015年11月16日

おいしさの3つの☆ひみつ☆

【『食べごろ採り』を実施】


とまとりーあではトマトが樹の上で赤く完熟するまで待って収穫しています。
『おいおい何を言ってるんだ今さら?』とか『そんなの当たり前だら〜』と思われるかも知れません。
実は……… 市場出荷などで流通するトマトの場合、青いままのトマトで収穫するのが通常です。 そして追熟して見た目が赤くなってきたものがお店の棚に並びます。 この方が日持ちが良い上に苗も次の実を育てやすいからですね。
すねかじりの子どもを早く独立させると親の家計に優しい感じです。

なぜトマトは赤くなるのでしょう?
鳥などの動物に食べられて遠くまで種を運び繁殖の機会を増やしたいからですね。 赤くなることで完熟したこと、つまり食べごろを知らせているのだと思います。 赤く完熟するのを待って収穫するのはやっぱりできるだけ美味しいトマトを届けたいからです。 とまとりーあでは生産者からみなさんに直接届けますので『食べごろ採り』を実施しています。 みなさんに直接買っていただく直売だからこそできる事かなと思います。 そのかわりなるべく早く食べて下さいね。


【貴重なお水を使っている】


ウチのトマトは富士山の御神水(おしんすい)で育ててます。 水源は富士根本宮村山浅間神社の近くにあります。昔の山伏さんの家の跡地がたくさんあるゲンソウ山の沢になります。 なんとなく、いえ完全に霊験あらたかです。 水源のゲンソウ山へ行くと静かで小さな川の流れだけが聞こえます。少しあらたまった気持ちになるので不思議です。 水源の点検当番の度にここへきますが、 人間は自然の中の一部であり、富士山のお神水を山の木や草、生き物たちと分かち合っていただいているのだなあと感じます。


【栽培方法について】

実はトマトにストレスを与えることで糖度を高めています。
吸水のストレスを水分制限や塩分、根域制限により与えることで、普通のトマトを苗も実も小さく育てます。 自分の仮説ですが、水が少ない分、中身の濃度が高くなるのかなと思います。 とまとりーあのトマトはどの方法、あるいは別の方法を使っているかは言いませんが、美味しいトマトをしっかり育てようと思います。



Posted by 小林 導治 at 10:34│Comments(0)
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